【結論】
関係があります。
はじめに
超高齢者社会の日本において、多くの高齢者をサポートしてい上で避けては通れないのが「認知症」です。
介護施設の現場で高齢者の口腔内のケアや治療を行っているので身近に体感していますが、やはり自分の歯でちゃんと食べれている人に比べ、歯がない人ほど認知症になっている割合が圧倒的に多いです。
老いは必ずきます。私たちが将来認知症になるのをなるべく予防していくために今できることをやっていくことが大事になります。
簡単に今できることを2つ挙げます。
1. 不健康な生活習慣を改善すること。
2. 口腔内のケアをしっかり行うこと。(歯磨きと歯科医院でのクリーニング)
不健康な生活習慣を改善する
不健康な生活習慣や生活習慣病の延長に認知機能の低下があり、その先に認知症があると言われています。




口腔内のケアをしっかりする
歯を失う原因の大部分は虫歯と歯周病です! 人の口の中には誰でも虫歯菌と歯周病菌がたくさん存在します。虫歯菌や歯周病菌の栄養となるのは私たちが口にした食べ物です! なので虫歯菌や歯周病菌を元気に活動させないようにお口の中をキレイにしておく必要があります! 40代から歯周病で歯を失う割合が増えてきます! 普段自分でしっかり磨いているつもりでも磨くのが苦手な部分は誰にでもあります。特に歯ブラシでしか磨いてない人は歯と歯の間は汚れが落ちてないことがほとんどです!ですのでしっかり磨けているかどうか、痛くなくても定期的に歯科医院を受診しクリーニングをしてもらうのも必要です!
プラーク除去率が書いてある記事はこちら
まとめ
歯の本数と認知症に関係があることは事実です。
人生100年時代と言われている今、若いうちから正しい食生活と口腔ケアをしっかり行い認知症にならずに楽しい老後を送りましょう!
【参考文献】
歯の喪失の原因歯を失う二大原因はむし歯と歯周病です。一般的に歯は奥歯から失われる傾向にあり、比較的若いうちはむし歯で失われる場合が多いのですが、残った歯が少なくなるにつれて歯周病で失われる歯が多くなります。喪失に至るリスクの高い歯は、未処置歯のむし歯・クラウン(冠)装着されている歯・部分義歯の針金がかかる歯(鈎(こう)歯)・歯周疾患...http://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/file/statement/statement_07_text.pdf
コメント